青森県八戸市内で3万人に避難指示 漁船も沖合に避難、大津波警報(産経新聞)
青森県八戸市防災安全推進室によると、午前10時半に市川、下長、三八城、江陽、小中野、湊、白銀、鮫地区合わせて1200世帯約3万人に避難指示を出した。避難場所に指定されている近くの小中学校を開放し、広報車などを使って避難するよう呼びかけている。
また、八戸港では自主的に漁船を沖合に出すなどして避難する漁業者の姿が見られた。ある漁業者(69)は「津波が満潮と重なれば大変なことになる。何とか来ないでくれればいいが…」と不安そうに話していた。
八戸港にある八戸漁業用海岸局によると、ペルー沖で操業中の八戸みなと漁協所属の大型イカ釣り船「第21稲荷丸」(349トン)に無線で連絡を取り、注意するよう呼びかけている。同局では「次の津波情報を待っている状態。被害が出ないよう警戒に万全を期したい」と話している。
一方、同市に隣接する階上町でも防災無線を通して沿岸部の約500世帯約2000人に避難勧告を出し、近くの集会所に避難するよう呼びかけている。また、消防団が沿岸部の警戒に当たっている。
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